ドメイン名登録の際の注意
ドメイン名は、希望する文字列が空いていれば(他の人によって登録済でなければ)、基本的には好きな文字列を登録できます。
しかし、他の人や会社の名前、商品名、サービス名等をドメイン名として登録・使用したりすると、それが不正な行為とみなされ、思わぬトラブルに巻き込まれたり、せっかく登録したドメイン名を失ってしまう場合があります。
ドメイン名を登録・使用するときには、自分が正当な利用目的で必要とするドメイン名を登録することを心がけ、他の人や会社などの権利を侵害しないように注意することが必要です。
ドメイン名登録における不正行為
- 有名な名前のドメイン名を登録する。
例)有名な大学、会社名など
- 転売を目的にドメイン名を登録する
例)
有名な商品名.jp など
- 有名なWebサイトのドメイン名に似ているドメイン名を登録する。
例)
『○×.jp』 に酷似している 『×○.jp』 など
- このようなドメイン名の登録・使用は、「不正な目的での登録・使用」とみなされる可能性があります。(*1)
- このようなドメイン名の登録・使用がされた場合、商標や商号などの権利を持つ人や、会社や大学などが、あなたのドメイン名登録を「不正な登録・使用だ!」として、あなたのドメイン名の登録取消や、ドメイン名の移転を紛争処理機関に申し立てることができます。(*2)
- 紛争処理機関は、申し立てを行った人の言い分とドメイン名登録者であるあなたの言い分をもとに、ドメイン名の登録取消や移転を認めるかどうかの裁定を出します。
この裁定結果は、紛争処理機関へ申し立てを行った人、対象となったドメイン名、その登録者に関する情報と共に、インターネット上で公開されます。
- ドメイン名の登録取消や移転をする裁定結果が確定した場合、あなたはドメイン名を失うことになります。
- ドメイン名を失うことになった場合でも、ドメイン名を登録するときにかかった費用は戻りません。
- また、ドメイン名の不正な目的での登録・使用は、「不正競争防止法」に基づき不正競争行為とみなされ、損害賠償を請求される場合もあります。
このようなトラブルを避けるためにも、ドメイン名を登録・使用するにあたっては、そのドメイン名が、自分が正当な利用目的で必要とするものであるか、
他人の権利を侵害していないかといった点について、もう一度チェックを行いましょう!
| *1 |
ドメイン名を不正な目的で登録・使用することは、「サイバースクワッティング(Cybersquatting:サイバー不法占拠)」と呼ばれています。 |
| *2 |
商標権等を持つ人が、不正な目的で登録・使用されているドメイン名に対して、ドメイン名の取消やドメイン名の移転を申し立てる際のルールとして、ドメイン名の「紛争処理方針」というルールが定められています。 |
参考(JPRS):ドメイン名登録の際の注意